東京ベランダ通信・2017秋

リビングの背景に、日に日に存在感を増しているのが山形の里芋の在来種である甚五右ヱ門芋(じんごえもんいも)である。もともとは、東北食べる通信2014年10月号の表紙に撮影した芋から3シーズン育ててきたの…

Urban Vege Akishima 2020 収穫祭 バックキャスティング

これは、2020年に東京都昭島市で開催されるアーバンベジ・昭島2020という架空のフェスティバルイベントの会場案内を想定したA1サイズの地図パンフレットである。バックキャスティングと呼ばれる手法を用い…

東北食べる通信 2017年9月号 豚

東北食べる通信9月号の入稿が完了。二回目の豚。今回はデュロック種と呼ばれる豚で全体に毛並みが赤かったりちょっと紫がかっていたり、その名も「赤豚」としてブランド化されている。取材の中でバラ・モモ・ロース…

厳冬に天使舞い降りる夕陽の沼

水辺の風景というのは、どこへ行っても無条件に引き込まれるもので、北海道・東北地方の場合はハクチョウやマガンなどといった、シベリアとの行き来をする渡り鳥がその水辺の主人公となる。秋になると南下して渡って…

我々の仕事は「生々しさ再接続業」であるのかもしれない

空にちょこっと近い里山、知られざる神奈川県大井町の丘のツアーは、最近「シイノキリトリート」と命名されつつある。リトリートとはなにか。なにを回復するのかという説明をする上でのコンセプトは農体験を通した全…

東北食べる通信 2017年8月号 棒穴子

東北食べる通信8月号の入稿が完了。記念すべき50号にこの食材のチョイスというのが挑戦的というかなんというか。今回は日程の都合で現地に行けなかったので、写真はすべて 山下雄登 撮影。表紙の写真がどうなる…

中国式精進料理「普茶料理」方式でつくるけんちん汁づくり

空にちょこっと近い里山、知られざる神奈川県大井町の丘で。リトリート感覚の日帰り農体験の実験的ツアー第二弾を少人数で開催。ブルーベリー狩りの後の、今日のメインディッシュは丹沢を守る最年少の猟師である古谷…

東北食べる通信 2017年7月号 トマト

これまでいろんな赤をやってきた。最初は、創刊二号目の短角牛から、次に水蛸、槍烏賊、紅海老、海鞘、黒鮪、黒毛和牛と、いろんな赤があったけど、少しずつ茶色かったり、オレンジっぽかったりとムラがあったが、こ…

リトリート感覚の日帰り農体験

田植えぶりの、空にちょこっと近い里山、知られざる神奈川県大井町の丘で。リトリート感覚の日帰り農体験の実験的ツアーを少人数で開催。今回のメニューは夏蕎麦の刈り取り、蕎麦打ち(もちろん食べる)などなど。気…

食べられる風景がある街、トッドモーデン

今回の英国の旅の目的地トッドモーデン。街中に『食べられる風景』があるという街だ。人口2万人弱の街の、警察、病院、河川沿いの道、カフェの前、教会、駅のプラットフォーム、空き地、あらゆるところに食べられる…

ヨークでの日常生活と、ready-made meals

海外で一人歩きしたことはこれまでほぼ無い。無いのであらゆることを想定しながら、あとから考えると無駄な気苦労と心配を重ねながら突き進む。ほんと子供時代からのやり直しを迫られるもので、電車のチケットになに…

地下資源が風景をつくるということ

英国湖水地方、ウィンダミア。石造りの家をつくるこの国にも地域ごとの様式というものがあるようで、ウィンダミアに入った瞬間、羊よけの道路の石壁と家の外壁が真っ黒になった。それも、薄い石を何層にも重ねてまる…

蒸気機関から見えてくる英国の一次産業

英国人が発明した最も大きなものの一つは『蒸気機関』だろう。ここ、クロムフォードのSIR RICHARD ARKWRIGHT & CO.(1769年創業、現在は博物館)にて、はじめて蒸気機関当…

ハブロフスク黒龍江上空1万5千メートル

6月に入って突如英国行きの話が持ち上がった。詳細はおいおい説明していくとして日本を出て海外に行くこと自体10年ぶりで、前回10年前にも英国に行ったときに取得したパスポートが9月4日までなので丁度更新ギ…

東京ベランダ通信・2017夏

イチジクとレモンが実を付けた。イチジクは花が咲かないでいきなりある日実が付いているのを発見。レモンは花の7割は落ちてしまったが、3割程度着果する。日に日に大きくなっていく。ジャガイモもぐんぐん伸びて、…

東北食べる通信 2017年6月号 銀鮭

東北食べる通信6月号の入稿が完了。通巻48号目、丸4年が終了した。今回もまた、台割りの都合上使われなかった写真をここに掲載したいと思う。 久々に船上を自分で撮る。午前3時起床、3時半出航。夏至も近く、…

鬼と賊とカオス

瀬戸内国際芸術祭によってだいぶ手垢が付いてしまった風景がある。A級戦犯は原研哉氏と日本デザインセンターと電通である。当初会場となった5つの島には、それぞれの地域課題があったが、そんなことお構いなしとい…

あたりまえに都市で豊かに暮らすということ

2017年も6月になった。7年ぶりにブログを再開しようと思った。言挙げをせねばという言葉の表面張力が膨張して遂に決壊した。 遡ること2010年末、30歳になった頃に20代で書き散らかしたブログを閉じて…

エメラルドグリーンティー

いや、そんなものは無いのだが、レンズ越しに映り込んでくる緑色の神々しさよ。およそ20年ぶりの秩父で茶摘みから製茶して飲むまでを一通り体験。摘んだその日に30秒ほど蒸して、何人かで一斉に軍手でこすってこ…

東北食べる通信 2017年5月号 蕨

蕨号となっているが、内実は熊号である。熊を1,500ロット調達することが難しく、蕨(わらび)号となっている。熊猟は 山下雄登 撮影。その後の取材時(5月5日)、蕨はまだ生えておらず、山形県小国町のスプ…

大井町の台地の風景から見える 30のかみさま

となりのトトロの草壁家の隣にある神社の巨木、天空の城ラピュタそのものを構成する巨木、スタジオジブリ作品で僕らが見てきた巨木と社の風景は、背景画を描いた男鹿和雄さんの故郷、秋田の風景だと言われている。里…

FUDO FOOD

青々とした小麦に、白いつぶのような花咲く。関東地方は小麦の一大産地だった。武蔵野うどんから記憶の糸を手繰っていくと、子供の頃は手打ちのコシのある「きちんとした」(スーパーで売っているあのコシもくそもな…

人生を賭けた反逆

都市において、自然の木や畑や土と共に暮らしていくということは、いつの頃からか無意識に諦めてしまった。コンクリートジャングルと揶揄される都心の地価は高く、賃貸物件の少しのスペースでもあればものが占有して…

東京ベランダ通信・2017春

狭いベランダと格闘すること、約一ヶ月。基本食べられる植物のみ。ただし収量は期待せず、都会の小さなベランダでも、あの残念な『園芸』とは別のものにできるか、という実験。 1.アスパラガス。食べられるまで三…

(募集終了)白石農園メンバー募集!若干名、東京23区内(練馬区)で一緒に畑をやりませんか?

スーパーマーケットでお金を払って食料を買い、またフィットネスジムでお金を払って運動するって、二重にお金をとられていて、おかしな話だよな。まるで鶏舎に繋がれたままのブロイラーの鶏のようだと思っていた20…