たまたま知り合ったカメラマンの方が、料理の味が解るようになるために「毎月100万とか使って本当に美味いものを食べ歩いた」と、言っていた。ホントに毎月って言ってたかどうか、ちょっとあやふやだけど。まぁ事実はおいておいて。そういうお金の有効利用法があったかー、と。いわゆる自己投資だよね。趣味に投じる額と時間がでかければでかいほど、人は成長するもんだ。逆に、子供の頃に趣味に投じる部分が少なかったヤツほど、つまらない人間になっていく。

そういえば自分自身も10代の半ばから終わりにかけてIT機器につぎ込んだ金額はちょっとぞっとするような額になっていて、でもだから18歳で最初の会社でのファーストステップがある気もするし。20代の半ばから、田舎に行く交通費にも莫大な金額をつぎ込んでいた時期もあれば、家づくりにもそうとう突っ込んでいたわけだし。10数回の引っ越しに注ぎ込んだ金額たるやという感じだが、意識して使った分が、自分のスキルとなって返ってくるような気がする。ここ最近では、東北食べる通信の創刊のときにフォントやうつわや料理本なんかの資料に注ぎ込んだ額は、いわゆるクライアントワークの仕事に投じる額としては莫大だったけれど、それなりにクオリティとなって返ってきている。

自分自身の好奇心、興味の矛先に向かうために使うお金は一種の生き金なんだと思う。そのときお金は、単なる数字としては説明がつかない、エネルギーのようなものになっている。