猛暑の京都にて一日時間があったので、感性のリハビリかねて器探しの旅に出てみる。毎回、まずは京都市役所脇の「ギャラリーひたむき」から始めることにしている。なんとなく五条坂陶器市の記憶があるからだろうか。陶器市はたぶん来週なのだが、今回はギャラリー巡りである。(陶器市は玉石混淆過ぎて能率が悪いので最近は敬遠)ほどほどコンパクトな京都だからこそ数珠つなぎであちこち回れる。大東京ではこうはいかない。
夏という季節が苦手だ。野菜ばかりで、一体なにを食べていいのか解らなくなるし、ビールもあまり好きではないので、なにをフックに夏を理解していいのか、これまであまり向き合ってこなかった季節なのである。しかし京都という街の、夏の暑さに対する前向きさは毎度毎度素晴らしく、とても参考になる。夏の器ということで、まずはガラスを。東北食べる通信6月号じゅんさいのそうめんに使ったガラスの皿にいまいち納得がいっていないので、ガラス皿を所望す。その他いくつか陶器を買った後、前々から気になっていた漆器が、実は食器洗い機対応だということを知り、大徳寺近くにある工房へ。これもとても透明感の高い漆器で、さぞや扱いが面倒なのだろうな・・・と二の足を踏んでいたものが、まさかその逆だとは。スタッキングしてもよし、つけ置き洗いしてもよし。食洗機もよしと、素晴らしすぎる。
京都はたまーに行くと勉強になる。住んでいるとだんだん見向きもしなくなってくるんだけれど・・・。
今回行ったところ
・ギャラリーひたむき 京都市役所脇
・PONTE 祇園
・なちや 大徳寺
・銀意匠 哲学の道途中
・若王子倶楽部 左右 哲学の道最後あたり
・二十日 下鴨神社裏
・公長齋小菅 河原町三条
・六々堂 御所南 丸太町堺町下ル
・篁 新門前
・うつわ京都やまほん 五条ウエダビル3F
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