郷土料理とその土地の地酒の組み合わせというものが、常々最高に美味い組み合わせになると思っているのだが、でははたして、山梨県の場合、ほうとうと組み合わせると美味い酒はなんなのか?発酵デザイナーの小倉ヒラクくんによると、それは赤ワインらしい。それも甲州ぶどうで出来た県内産赤ワインと、甲州味噌(大豆と麦両方を使った地元の味噌)の組み合わせだそうな。流れで行くこととなった、甲府市内の味噌蔵の六代目五味仁さん宅BBQにて、甲州味噌たっぷりの焼き肉を、赤ワインで頂く。結構濃厚な取り合わせである。ワイン=洋食というのは既成概念だということを痛感する。県内では寿司に白ワイン、焼き鶏に赤ワインという感じらしい。
とにかく「米の収量が少ない」だから、葡萄を使う、麦を使う。というところから、山梨県独特の食文化と味が生まれてくるようである。同じ盆地でも京都とはまるで似てないし、山形県ともなにかが違う。
何種類のワインを飲んだのだろうか。だいぶキャパを越えているはずだが悪酔いすることもなく、最終の特急電車で新宿へ。(悪酔いというのは、酸化防止剤が原因ではなく、発酵が甘いから起こるのだそう)山梨県。遠いようで近かった。都内から日帰りできてしまう。
忘れないように印象深かった三本
四恩醸造 窓辺 2015・橙
http://www.4-wine.net/
ペイザナ農事組合法人 中原ワイナリー BOW! 2015・赤
http://vinscoeur.co.jp/oyamada/
キザンワイン 2014・白
http://kizan.co.jp/
桃と生ハムのパスタ。桃桃桃。桃一個20円のところもある。都内のスーパーで買うと一個300円〜の世界。有り余ってるからこういう料理法も出てくるんだなあと。
桃とゴルゴンゾーラチーズとはちみつのピザ
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