空にちょこっと近い里山、知られざる神奈川県大井町の丘で。リトリート感覚の日帰り農体験の実験的ツアー第二弾を少人数で開催。ブルーベリー狩りの後の、今日のメインディッシュは丹沢を守る最年少の猟師である古谷暢康さんがつくる『元祖萬福寺風けんちん汁』

けんちん汁は、鎌倉の建長寺が由来の食べものということになっているが、元々は大陸由来の料理でその調理法は京都の萬福寺に残っている。中国ではその調理法は根菜類を中心とした野菜を最初に大量のゴマ油で炒め染みこませ、我々の知っている日本風のさっぱりした煮物とはだいぶ趣が異なり、しっかりとした味付け。中華で油を使うってそういうことかーーー、と認識を新たにする。

江戸時代に中国から日本に渡ってきた精進料理である、普茶(ふちゃ)料理では、精進料理なので肉を食べない変わりに、しっかりとした油で味付けをするらしい。その普茶料理が残っているのが京都府宇治市の萬福寺であり、そこで料理の勉強をしてきたのが本日の料理人の古谷さん。

4年ぶりにお会いしたが、変わらず戦国時代の武士のような人だった。

最初に大量のゴマ油で

大根と人参を炒める

ゴマ油を染みこませた根菜に水を入れた後、油揚げとひらたけとコンニャクを入れる。材料は葉物野菜以外ならなんでもいいんですとのこと。


乾燥椎茸と崩した豆腐を投入

出汁は昆布と干し大根をそのまんま入れるだけ

完成!味付けは醤油ベース

竹筒で炊いたごはん