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あたりまえに都市で豊かに暮らすということ

2017年も6月になった。7年ぶりにブログを再開しようと思った。言挙げをせねばという言葉の表面張力が膨張して遂に決壊した。 遡ること2010年末、30歳になった頃に20代で書き散らかしたブログを閉じて…

エメラルドグリーンティー

いや、そんなものは無いのだが、レンズ越しに映り込んでくる緑色の神々しさよ。およそ20年ぶりの秩父で茶摘みから製茶して飲むまでを一通り体験。摘んだその日に30秒ほど蒸して、何人かで一斉に軍手でこすってこ…

FUDO FOOD

青々とした小麦に、白いつぶのような花咲く。関東地方は小麦の一大産地だった。武蔵野うどんから記憶の糸を手繰っていくと、子供の頃は手打ちのコシのある「きちんとした」(スーパーで売っているあのコシもくそもな…

人生を賭けた反逆

都市において、自然の木や畑や土と共に暮らしていくということは、いつの頃からか無意識に諦めてしまった。コンクリートジャングルと揶揄される都心の地価は高く、賃貸物件の少しのスペースでもあればものが占有して…

東京ベランダ通信・2017春

狭いベランダと格闘すること、約一ヶ月。基本食べられる植物のみ。ただし収量は期待せず、都会の小さなベランダでも、あの残念な『園芸』とは別のものにできるか、という実験。

(募集終了)白石農園メンバー募集!若干名、東京23区内(練馬区)で一緒に畑をやりませんか?

スーパーマーケットでお金を払って食料を買い、またフィットネスジムでお金を払って運動するって、二重にお金をとられていて、おかしな話だよな。まるで鶏舎に繋がれたままのブロイラーの鶏のようだと思っていた20…

蓮の芽が出た

固い殻をヤスリで削って、水に浸けて5日目。蓮の殻は固く、池の底で眠っていた千年前の蓮の種から芽が出た、という話もあるくらいとにかく固い。紙ヤスリは一瞬でダメになってしまい、鉄のヤスリで削った。ぜんぜん…

「食べられるベランダ」改装計画

最近引っ越しもしてないのでDIY欲が疼いている。とはいえ出来るところはもうあとベランダくらいしかないので、ここを「食べられるベランダ」というコンセプトで改装を計画してみる。まずはイラレの図面から。いわ…

地方創生時代の終わり

今月末をもって、7年間通い続けた岡山県西粟倉村というかエーゼロ社に関わる仕事から離れることにしました。いろいろ言いたいことは山ほどあるけれど、ものをつくる上での手が動かなくなり、心も動かなくなり、潮時…

カマキリ

一昨日ベランダにて、先行して一匹だけこの世に誕生してしまったカマキリが、この寒さでどうなることやらである。かろうじてプランターのほうれんそうについているアブラムシを食べているような。

灯台クスノキ

シイノキネットワークの巨木探し。今度は灯台的な、かつて相模湾を航行する船が目印にしたそうな。よくもまあ次から次へと、掘れば掘るだけ出てくる。まったく地図には書いてなく、Google mapにも出てこな…

隠れ里のラピュタ、見つける

隠れ里のラピュタ、見つける。かつての王の墓。鎌倉が見える丘で、かれこれ600年眠っている。丘のてっぺんに明らかに手の加えられていない常緑の広葉樹(鎮守の森)が植わっており、そこに地元の人でもほとんど知…

「まつろはぬ民」について

「まつろはぬ民」について。菜の花の沖 第三巻 司馬遼太郎著 江戸時代中期の北前船の廻船問屋、高田屋嘉兵衛が、はじめて自分の船をつくり、北前航路を経て蝦夷地松前を訪れる、その直前のくだり。

高尾山に群生する霜柱の花

先日の大寒波の日に見つけた霜柱の氷柱。これでもれっきとした植物で、シモバシラの花、と呼ばれたりする。枯れた茎の中に水が吸い上げられて、気温が氷点下になると水が凍って、茎から氷の花が咲くという仕組み。 …

魔法の塩レモンおでん

住んでる場所柄、普通の青首大根の2倍〜2.5倍ほども長い大根がこの時期簡単に手に入る。これをどうしたものか、と、思っていたところ、スーパーで売っていた「メイヤーレモン」なるレモン(レモンとオレンジの掛…

正月帰るってどこに?

「正月帰るってどこに?年末年始正月という日ほど、家族が居ないことを突きつけられる日はない。」と言う友人がいる。母親を亡くし、父親も失踪した彼女に頼れる血縁の家族はいなかった。そんな彼女は「年越しいのち…

まるまる一匹の魚から見える、部分と全体

とある都内の魚屋にて。そこはいろんな魚がまるまる一匹売っているという珍しい魚屋である。いまの時期だと、ハタハタ、どんこ、ハマチ、あー、あとなんだったっけ、ズワイガニもアオリイカも、はたまた新巻鮭まで、…

香箱蟹

12月に入ったので、香箱蟹を肴に新酒を飲む。毎年恒例化してきた。11/7〜12/31までだけが漁期の香箱蟹。忙しさにかまけていると、忘れてしまう。 『香箱ガニとは北陸地方で獲れる雌のズワイガニのこと。…

カリンをハチミツで漬けてみた

フェイジョア、ラ・フランス、カリンが同時に部屋の中で熟成してきて、甘ったるい香りがごっちゃ混ぜに充満中。秋の香りに満ちているというか果物屋に暮らしているようだ。 カリンというのは木工業界では恐ろしく堅…

閉ざされていくインターネットと世界

インターネットがFacebookによって支配され始めた頃から、自分の見えている世界は、どうもかなり狭く偏っているのではないか、という疑問がつきまとっていた。ネットワークされているというにはどうにもなに…

今年一番の干し柿

弾丸日帰り山形へ。かみのやまの農家 北澤 正樹 さん宅にて、今年一番の干し柿をかける瞬間を撮る。蔵王の峰に雪が降ると、蔵王おろしが吹いてくるようになって、その冷たい風が干し柿を甘くさせるんだそうである…

ヤマメのコンフィとラフランスの芋煮

東北の秋の味覚を味わう。山形県大江町の 稲葉 鮎子 吉田 勝信 夫婦宅にて、ラフランスの芋煮を作ってみた。 前菜は「もって菊」山形県では食用菊を食べるらしく、さっと茹でて、醤油で和えて、更に山形風に食…

夕陽を受けて燃えるような色の蕎麦

東北食べる通信10月号取材中。通ったことは数えきれず、取材先としてははじめましての花巻市。日中の岩手は涼しく、生きていく上ですごく快適な気温である。東北地方、当然のことながら秋の進行は毎年早くて、全体…

初めての日本海

初めての日本海の漁船の取材。午前4時出航、山形県鶴岡市沖2km付近の近海で、正午12時帰港までの約8時間の漁の取材に出た。延縄漁で、獲物はサワラ。日本海といえば、荒れ狂う白波と曇天という出来上がったイ…

黄金色に反射する水田

田植えをしたばかりの水田の一田一田に反射する夕陽が、刻一刻と隣の田んぼに移ってゆき。ひとマスひとマスを金色に染め上げていく。6月10日夕刻、上空1万mから見えた山形県は最上川と庄内平野(上・鶴岡市、酒…