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東北食べる通信 2017年5月号 蕨

蕨号となっているが、内実は熊号である。熊を1,500ロット調達することが難しく、蕨(わらび)号となっている。熊猟は 山下雄登 撮影。その後の取材時(5月5日)、蕨はまだ生えておらず、山形県小国町のスプ…

大井町の台地の風景から見える 30のかみさま

となりのトトロの草壁家の隣にある神社の巨木、天空の城ラピュタそのものを構成する巨木、スタジオジブリ作品で僕らが見てきた巨木と社の風景は、背景画を描いた男鹿和雄さんの故郷、秋田の風景だと言われている。里…

FUDO FOOD

青々とした小麦に、白いつぶのような花咲く。関東地方は小麦の一大産地だった。武蔵野うどんから記憶の糸を手繰っていくと、子供の頃は手打ちのコシのある「きちんとした」(スーパーで売っているあのコシもくそもな…

人生を賭けた反逆

都市において、自然の木や畑や土と共に暮らしていくということは、いつの頃からか無意識に諦めてしまった。コンクリートジャングルと揶揄される都心の地価は高く、賃貸物件の少しのスペースでもあればものが占有して…

東京ベランダ通信・2017春

狭いベランダと格闘すること、約一ヶ月。基本食べられる植物のみ。ただし収量は期待せず、都会の小さなベランダでも、あの残念な『園芸』とは別のものにできるか、という実験。 1.アスパラガス。食べられるまで三…

(募集終了)白石農園メンバー募集!若干名、東京23区内(練馬区)で一緒に畑をやりませんか?

スーパーマーケットでお金を払って食料を買い、またフィットネスジムでお金を払って運動するって、二重にお金をとられていて、おかしな話だよな。まるで鶏舎に繋がれたままのブロイラーの鶏のようだと思っていた20…

東北食べる通信 2017年4月号 滑子

滑子(ナメコ)。初めてのキノコ。山形県小国町は、奥羽山脈の間にある山里なのだが、ブナが最も多く生えており、建材に適さないブナは長らくチップにしかならなかった。そのブナのおが粉からつくられているのが今回…

蓮の芽が出た

固い殻をヤスリで削って、水に浸けて5日目。蓮の殻は固く、池の底で眠っていた千年前の蓮の種から芽が出た、という話もあるくらいとにかく固い。紙ヤスリは一瞬でダメになってしまい、鉄のヤスリで削った。ぜんぜん…

東北食べる通信 2017年3月号 小女子

遅れに遅れていた、東北食べる通信3月号の入稿が完了。というのも、食材であるメロウド(イカナゴ=コウナゴの成魚)の水揚げが無く、漁の獲物がその稚魚であるコウナゴに切り替わったのが3月末頃。4月に入ったと…

「食べられるベランダ」改装計画

最近引っ越しもしてないのでDIY欲が疼いている。とはいえ出来るところはもうあとベランダくらいしかないので、ここを「食べられるベランダ」というコンセプトで改装を計画してみる。まずはイラレの図面から。いわ…

地方創生時代の終わり

今月末をもって、7年間通い続けた岡山県西粟倉村というかエーゼロ社に関わる仕事から離れることにしました。いろいろ言いたいことは山ほどあるけれど、ものをつくる上での手が動かなくなり、心も動かなくなり、潮時…

カマキリ

一昨日ベランダにて、先行して一匹だけこの世に誕生してしまったカマキリが、この寒さでどうなることやらである。かろうじてプランターのほうれんそうについているアブラムシを食べているような。 4月2日、わらわ…

隠れ里のラピュタ、見つける

隠れ里のラピュタ、見つける。かつての王の墓。鎌倉が見える丘で、かれこれ600年眠っている。丘のてっぺんに明らかに手の加えられていない常緑の広葉樹(鎮守の森)が植わっており、そこに地元の人でもほとんど知…

東北食べる通信 2017年2月号 牛乳

東北食べる通信の表紙は基本的に、食材そのものを撮るようにしてきた。なので今回も現地で搾りたての牛乳を前にしばらくねばった。ねばってはみたのだが、結局どれだけ良い牛乳でも、それをそのまま写真としてお伝え…

東北食べる通信 2017年1月号 早採若布

長かった。通常、月末に取材して、12日前後にレシピ撮影を行い、13〜15日あたりには写真、イラスト、文章、などなど、が揃い最後の調理を行い、16日には印刷の(株)イニュニックに入稿するという流れでつく…

高尾山に群生する霜柱の花

先日の大寒波の日に見つけた霜柱の氷柱。これでもれっきとした植物で、シモバシラの花、と呼ばれたりする。枯れた茎の中に水が吸い上げられて、気温が氷点下になると水が凍って、茎から氷の花が咲くという仕組み。 …

魔法の塩レモンおでん

住んでる場所柄、普通の青首大根の2倍〜2.5倍ほども長い大根がこの時期簡単に手に入る。これをどうしたものか、と、思っていたところ、スーパーで売っていた「メイヤーレモン」なるレモン(レモンとオレンジの掛…

正月帰るってどこに?

「正月帰るってどこに?年末年始正月という日ほど、家族が居ないことを突きつけられる日はない。」と言う友人がいる。母親を亡くし、父親も失踪した彼女に頼れる血縁の家族はいなかった。そんな彼女は「年越しいのち…

東北食べる通信 2016年12月号 黒毛和牛

印刷会社の年末進行ということもあり、本来の入稿期限である15日の夜、とはいかないまでも、16日の午前中に入稿できた。表紙は、ぎっくり腰になった翌日、撮りに行けなかった郡山のセリでつるされていたという枝…

まるまる一匹の魚から見える、部分と全体

とある都内の魚屋にて。そこはいろんな魚がまるまる一匹売っているという珍しい魚屋である。いまの時期だと、ハタハタ、どんこ、ハマチ、あー、あとなんだったっけ、ズワイガニもアオリイカも、はたまた新巻鮭まで、…

香箱蟹

12月に入ったので、香箱蟹を肴に新酒を飲む。毎年恒例化してきた。11/7〜12/31までだけが漁期の香箱蟹。忙しさにかまけていると、忘れてしまう。 『香箱ガニとは北陸地方で獲れる雌のズワイガニのこと。…