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都市において、自然の木や畑や土と共に暮らしていくということは、いつの頃からか無意識に諦めてしまった。コンクリートジャングルと揶揄される都心の地価は高く、賃貸物件の少しのスペースでもあればものが占有して…
今月末をもって、7年間通い続けた岡山県西粟倉村というかエーゼロ社に関わる仕事から離れることにしました。いろいろ言いたいことは山ほどあるけれど、ものをつくる上での手が動かなくなり、心も動かなくなり、潮時…
「まつろはぬ民」について。菜の花の沖 第三巻 司馬遼太郎著 江戸時代中期の北前船の廻船問屋、高田屋嘉兵衛が、はじめて自分の船をつくり、北前航路を経て蝦夷地松前を訪れる、その直前のくだり。
「正月帰るってどこに?年末年始正月という日ほど、家族が居ないことを突きつけられる日はない。」と言う友人がいる。母親を亡くし、父親も失踪した彼女に頼れる血縁の家族はいなかった。そんな彼女は「年越しいのち…
インターネットがFacebookによって支配され始めた頃から、自分の見えている世界は、どうもかなり狭く偏っているのではないか、という疑問がつきまとっていた。ネットワークされているというにはどうにもなに…