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まるまる一匹の魚から見える、部分と全体

とある都内の魚屋にて。そこはいろんな魚がまるまる一匹売っているという珍しい魚屋である。いまの時期だと、ハタハタ、どんこ、ハマチ、あー、あとなんだったっけ、ズワイガニもアオリイカも、はたまた新巻鮭まで、…

香箱蟹

12月に入ったので、香箱蟹を肴に新酒を飲む。毎年恒例化してきた。11/7〜12/31までだけが漁期の香箱蟹。忙しさにかまけていると、忘れてしまう。 『香箱ガニとは北陸地方で獲れる雌のズワイガニのこと。…

東北食べる通信 2016年11月号 洋梨

野本さんのラ・フランスは花だった5月から数えて計3回通った。丁度5月号蔵王ハーブの取材(5月3日)の前日に花を撮影していた。2回目は収穫のとき、3回目は出荷のとき。農産物はいきなり収穫のタイミングで取…

カリンをハチミツで漬けてみた

フェイジョア、ラ・フランス、カリンが同時に部屋の中で熟成してきて、甘ったるい香りがごっちゃ混ぜに充満中。秋の香りに満ちているというか果物屋に暮らしているようだ。 カリンというのは木工業界では恐ろしく堅…

閉ざされていくインターネットと世界

インターネットがFacebookによって支配され始めた頃から、自分の見えている世界は、どうもかなり狭く偏っているのではないか、という疑問がつきまとっていた。ネットワークされているというにはどうにもなに…

今年一番の干し柿

弾丸日帰り山形へ。かみのやまの農家 北澤 正樹 さん宅にて、今年一番の干し柿をかける瞬間を撮る。蔵王の峰に雪が降ると、蔵王おろしが吹いてくるようになって、その冷たい風が干し柿を甘くさせるんだそうである…

東北食べる通信 2016年10月号 蕎麦

40号目にして初めての東北開墾の拠点であり、編集長の地元でもある岩手県花巻市を取材した。今回取材先である、酒勾徹さんの農園ウレシパモシリに行ったのは、もうかれこれ3年半も前の2013年の、まだあたり一…

ヤマメのコンフィとラフランスの芋煮

東北の秋の味覚を味わう。山形県大江町の 稲葉 鮎子 吉田 勝信 夫婦宅にて、ラフランスの芋煮を作ってみた。 前菜は「もって菊」山形県では食用菊を食べるらしく、さっと茹でて、醤油で和えて、更に山形風に食…

夕陽を受けて燃えるような色の蕎麦

東北食べる通信10月号取材中。通ったことは数えきれず、取材先としてははじめましての花巻市。日中の岩手は涼しく、生きていく上ですごく快適な気温である。東北地方、当然のことながら秋の進行は毎年早くて、全体…

東北食べる通信 2016年9月号 鰆

3回連続の海・魚介類が終わった。取材で出た初めての日本海はあおかった。蒼・碧・青、どの漢字が最も当てはまるのか悩ましい。アオというよりは鮮やかな水色というか、そこにまだ強烈な夏の終わりの太陽光がサワラ…

初めての日本海

初めての日本海の漁船の取材。午前4時出航、山形県鶴岡市沖2km付近の近海で、正午12時帰港までの約8時間の漁の取材に出た。延縄漁で、獲物はサワラ。日本海といえば、荒れ狂う白波と曇天という出来上がったイ…

東北食べる通信 2016年8月号 眼梶木

急遽、5日間に渡る太平洋上の船上取材だった。そうです。写真は主に船上カメラマンを名乗る 山下 雄登 が撮影。38号目にして遂に現地取材に行けなかったが、編集長 高橋 博之 の思い入れの強さで出来上がっ…

発酵する正餐 メニューパンフレット

全国各地の発酵食品を、アル・ケッチァーノの奥田政行シェフが監修・料理し、身体と知識の両方が喜ぶ知的エンターテイメントなひととき「発酵する正餐」イベントのメニューパンフレットを、この企画の仕掛け人である…

東北食べる通信 2016年7月号 蜆

しじみというものが放つ独特の艶やかさがある。おそらく、湖面から出てきた瞬間のしじみは、こんな、ぬめっとした、黒光りした姿をしているのです。まだ半分湖水に浸かっているしじみ。(撮影:黒田知範)彼はおそら…

東北食べる通信 2015(3年目・25号〜37号)

東北食べる通信 2015年7月号 大蒜(青森県田子町) 久しぶりに約1年ぶりに緑色の表紙であります。じりじりと照りつけてくる太陽と、汗とほこりにまみれながらの取材。いろんな意味で、土とはなにかを考えさ…

野性復帰計画 ウェブサイト

URL >> http://yaseifukki.jp Data : 2014.04 – 2016.07 (version2.0) Client : 株式会社野性復帰計画 Visual Identit…

黄金色に反射する水田

田植えをしたばかりの水田の一田一田に反射する夕陽が、刻一刻と隣の田んぼに移ってゆき。ひとマスひとマスを金色に染め上げていく。6月10日夕刻、上空1万mから見えた山形県は最上川と庄内平野(上・鶴岡市、酒…

河骨

我が家の隣は、東京23区内でも珍しく水生植物が豊富に残されている公園である。丁度一年前の今頃、水辺に黄色いものが突き刺さっているのを発見した。200mmの望遠レンズで覗いてみると、水の中から突き出てい…

hanasaka時計 for iPhone

hanasaka時計、リリースしました。フライング公開していたVer1.0.2 における、起動時にロゴ表示で固まってしまうなどのバグを解消した、正式なファーストリリースになります。対応しているのはiO…

カタクリの花咲く、武蔵野の森の残像

家の近くにカタクリの群生地を発見。現在三分咲き。近くといっても2kmくらいあるけれど・・・。いつもの水辺からは離れた場所。このあたりは探せばまだ武蔵野の森の残像が、ごく僅かに存在する。パッチワークのよ…

神様は、あえて必要だったんじゃないだろうか

昨夜お世話になった、元朝日新聞の記者、木瀬公二さんから聞いた話。 遠野のカッパ(河童)。カッパは本当に居るのか?いるとかいないとか以前に、居ることにしないと生きていけないだけの厳しい自然環境だった。不…

そばかっけ。南部藩は麺文化だらけ

青森県八戸市周辺の郷土料理「そばかっけ」初体験。書いた字のまま、そばを切った後にのこる、そばのかけらを出汁で煮て、ねぎみそや生にんにくのすりおろしを乗っけて食べる。起源はよくわからないけれど、かけらま…

厳冬の極限の中の鮮やかさ

岩手県西和賀町の穴薬師神社奥の渓谷に出来た氷瀑(ひょうばく)つららの集合体のようなもので、渓谷の断崖にこの季節自然と生まれるという。すこし黄色かったり青かったりする色は、断崖の上に生えている木の養分だ…

hanasaka時計 コンセプトブック

hanasaka時計をクラウドファンディングで支援していただいた方のための、2016年のカレンダーに見立てたコンセプトブック。1月〜12月まで各月10枚づつ、計120枚の写真による八百万神をヴィジュア…

どんがら汁

山形県は寒河江市の隣の大江町に去年移住した 稲葉 鮎子 吉田 勝信 邸に一泊。東北に行ってみたいという 市角 壮玄 を連れて。 小学生の頃、山形出身の祖母が祖父の晩酌のときにつくっていた鍋物の味が妙に…