滑子(ナメコ)。初めてのキノコ。山形県小国町は、奥羽山脈の間にある山里なのだが、ブナが最も多く生えており、建材に適さないブナは長らくチップにしかならなかった。そのブナのおが粉からつくられているのが今回のナメコ。

東北食べる通信ではこれまで積極的にはキノコをやってこなかったのだが、というのも東北食べる通信は編集長の 高橋 博之 さんが大のシイタケ嫌いということがあってかこれまでやってこなかった。嫌いになったきっかけが、山が大好きだったお父さんの影響だったそうだが、今号編集最終日に残念ながらお父さんが亡くなられた。今号の原稿はお父さんの病床で書かれていたということで、奇しくもキノコの号だったという巡り合わせに、仏教的因果を感じつつ、ご冥福をお祈りします。

次号、5月号も引き続き山形県小国町から、初の二号連続同地域特集。



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