冬の日本海、青森県深浦沖は特に波が高くて船が揺れると脅されに脅され、しかも遠くて現地まで東京からの移動が約7時間、取材に行くのはただただ憂鬱だった。が、そのわりには、たまたま乗っていた二台目の伴奏船からの、漁師達のバックにうまいこと岩木山と登ってくる朝日が入ってきて、良い感じに撮れてしまった。あとはもう船酔いにまかせて海水面と自分を水平にして寝ているだけ。陸に帰ってからすぐ、水揚げされている30分くらいが最も良い写真が撮れるタイミングなので、船酔いを最低限にとどめておく。とかいうのも十数回漁船に乗ってきてなんとなくタイミングが見えてきたのかもしれない。