taberu201702
東北食べる通信 2017年2月号
東北食べる通信の表紙は基本的に、食材そのものを撮るようにしてきた。なので今回も現地で搾りたての牛乳を前にしばらくねばった。ねばってはみたのだが、結局どれだけ良い牛乳でも、それをそのまま写真としてお伝えすることは難しく、たとえ照明一式持ち込んで綺麗なミルククラウンが撮れたとしても、それはなんか違うなぁと思いバッサリ捨てることにした。 結果的に表紙になっているのは、牧場で無意識に撮っていた牛の後
taberu201701
東北食べる通信 2017年1月号
長かった。通常、月末に取材して、12日前後にレシピ撮影を行い、13〜15日あたりには写真、イラスト、文章、などなど、が揃い最後の調理を行い、16日には印刷の(株)イニュニックに入稿するという流れでつくってきたのだが、22日の昨夜やっと入稿にこぎ着けた。ここまで遅れた第一の要因は、大寒波により若布漁の撮影が延期し、材料が揃わなかったこと。写真が無いので、別の企画をという話も出たが、漁に出れない
taberu201612
東北食べる通信 2016年12月号
印刷会社の年末進行ということもあり、本来の入稿期限である15日の夜、とはいかないまでも、16日の午前中に入稿できた。表紙は、ぎっくり腰になった翌日、撮りに行けなかった郡山のセリでつるされていたという枝肉。撮影:山下 雄登 (Yuto Yamashita)。あばら骨の6本目と7本目の間をきりとって、そこから霜降りの具合を確かめるという、その間からちらりと見えているのが、今回の表紙。 福島県い
taberu201611
東北食べる通信 2016年11月号
野本さんのラ・フランスは花だった5月から数えて計3回通った。丁度5月号蔵王ハーブの取材(5月3日)の前日に花を撮影していた。2回目は収穫のとき、3回目は出荷のとき。農産物はいきなり収穫のタイミングで取材をしても、それがなぜそうなったのか立体的に把握することが難しく、また誌面の写真構成の上でも何度も現地に行けると有り難いのである。取材の中で、野本家のキヌエばーちゃんに「さつまいもを甘辛く炊いた
soba
東北食べる通信 2016年10月号
40号目にして初めての東北開墾の拠点であり、編集長の地元でもある岩手県花巻市を取材した。今回取材先である、酒勾徹さんの農園ウレシパモシリに行ったのは、もうかれこれ3年半も前の2013年の、まだあたり一面セピア色で東北の遅い遅い春が始まる少し前の季節だった。 あのとき農園の田んぼの畦道に一定間隔に生えているハンノキの稲架木を見たとき、自分の中の記憶の風景と結びついた。それはまぎれもなく、僕の
sawara
東北食べる通信 2016年9月号
3回連続の海・魚介類が終わった。取材で出た初めての日本海はあおかった。蒼・碧・青、どの漢字が最も当てはまるのか悩ましい。アオというよりは鮮やかな水色というか、そこにまだ強烈な夏の終わりの太陽光がサワラの鱗に反射して見えるエメラルドグリーンに相まって、取材の日は、北国の海なのに、なんだか南国の海のような一日だった。 サワラという魚は、とにかく日持ちがしないということで有名な魚であり、瀬戸内海
mekajiki
東北食べる通信 2016年8月号
急遽、5日間に渡る太平洋上の船上取材だった。そうです。写真は主に船上カメラマンを名乗る 山下 雄登 が撮影。38号目にして遂に現地取材に行けなかったが、編集長 高橋 博之 の思い入れの強さで出来上がったようなこのメカジキ号に彼が書いた文字の総数は14,956文字。一万字レポートならぬ一万五千字レポートである。 2人が船上で撮影した写真も2千枚近く、16GBにも登る。これらをひたすらに読み込
taberu201607
東北食べる通信 2016年7月号
しじみというものが放つ独特の艶やかさがある。おそらく、湖面から出てきた瞬間のしじみは、こんな、ぬめっとした、黒光りした姿をしているのです。まだ半分湖水に浸かっているしじみ。(撮影: 黒田 知範)彼はおそらくシャッターを切った瞬間、これが表紙として使われることになるだろうなどとまるで思ってなかったと思いますが、このぬめっとした黒で、37号目の東北食べる通信をお届けします。 創刊からまる3年が
tanberu2
東北食べる通信 2016年6月号
表紙は宝石箱をひっくり返したような感じ。最もじゅんさいが美しく見える状況を取材のときから約2週間考えた結果、ネバネバゼリー状のものをまとっているじゅんさいそのものの質感が、近くで大きく見えることが最もじゅんさいらしいなあ、と、思い至った。 最近家の近所に池があるからか、淡水の植生が興味深く、そういえばじゅんさいも、スイレンやハスと同じ、淡水に生息している植物であり、かつては日本中の沼や池に
taberu201605
東北食べる通信 2016年5月号
ハーブ。日本語では香草と書く。新緑わさわさの季節に、表紙は収穫済みフレッシュハーブによる生け花(実際にお届けされるものをベースに)表紙を開くと、24種類のポットハーブによる庭造りを目指した。3月号で表紙を一新してから、表紙づくりをいろいろと試してみている。枠をとっぱらったら空間が広がったような気がする。 レシピは、今回、いかにおばちゃんの趣味の世界にとどめず、男子がハーブに興味を持てるのか
taberu201604
東北食べる通信 2016年4月号
季節的にまだアスパラガスが生えてなく、ほとんど写真撮影できず、自分で撮ったのは表紙のみなので、表紙に全力投球。二度目の喜多方。アスパラガス号でありつつ、喜多方ラーメン号でもある。メインのレシピは薩摩出身の 黒田知範 がつくる喜多方ラーメン+アスパラガス。彼も今回取材に同行し、滞在中4店の喜多方ラーメンを食べながらイメージを膨らませたという。いままでのレシピで最も美味かったんじゃないだろうかと
taberu201603
東北食べる通信 2016年3月号
表紙は冷たい水に浮かんでいる艶やかなわさび。わさびの旬は特に無いが、花が咲いているのは丁度今頃らしい。このわさびが育つ水は早池峰山に降った雪が何年も経って湧きだしている湧き水なのだが、今回増量特集となっている花巻の佐々長醸造さんの醤油も、やはり早池峰山の湧き水をつかって作られている。 そして、その水が遠野市と花巻市の境界付近の猿ヶ石川で合流し、遠野から流れてくる2013年10月号の伊勢崎さ
taberu201601
東北食べる通信 2016年1月号
これまで東北食べる通信では、同じ品種を二回やることはなく、初めての二回目の牡蠣だ。漁師の佐々木さんが生の牡蠣が苦手ということなので、表紙は蒸し牡蠣で。牡蠣の色を一色決めるのがとても困難なので、題字一文字ずつ違う色になっている。増量特集の「椿油と山葡萄ドレッシング」とセットで蒸し牡蠣にしてお召し上がり下さい。今回はレシピも加熱押しであります。 イラストページもこれまで5人のイラストレーターさ
taberu201512
東北食べる通信 2015年12月号
12月恒例の海のご馳走シリーズ。他の魚種に比べると圧倒的な大きさのクロマグロ。そのスケール感をどうお伝えしようか悶々と悩んだ号でした。今年は赤い表紙が多かった。3月槍烏賊、4月豚、5月紅海老、9月海鞘と、もう無いだろうと思っていたら最後にもう一つ待っていた。 今回で通巻30号を迎えました。いつまで続けるんだろう、と毎回思いつつ、笑っていいとも(放送32年で終了)や、渡辺篤史の建もの探訪(放
taberu201511
東北食べる通信 2015年11月号
最近、いわゆる地域活性化とか地方創生とかいう話は、どこもかしこも外からいかに人を連れてきて、外から血を入れて、その場所を元気にしていくか、という話ばかりである。それで良い所もあるが、それ以外の方法もあるというのが11月号特集の齋藤瑠璃子さんのお話。 僕らは無意識に「外」と「内」を使い分けている。使い分けすぎていて最近僕は疲れている。外から来た人、帰って来た人、土の人、風の人、都市にいる人、
taberu201510
東北食べる通信 2015年10月号
10月号というのは毎年情報量が多く、最低2生産者、去年は3生産者も一号の中に登場した。通常他の月だと0.8〜1.2くらいの情報を1にまとめるものを、10月号は2を1にまとめるような作業が発生するので、秋の収穫の時期は農家でなくても大変である。写真も二泊三日の取材での計2,000枚近くの中から選び、表紙や特集で大使いしている写真が撮影しなおしになったりとてんやわんやだ。そのぶん、かなり立体的に
taberu201509
東北食べる通信 2015年9月号
創刊以来最多登場3度目の石巻市。2度目の牡鹿半島。今回は出港30分で船酔いによりノックアウト。ホヤの養殖棚は浮力が高いために酔いやすいそうな。編集長以下乗り合わせたスタッフみんな惨敗の中、船上カメラマンを自称する山下雄登くんの三半規管は超人的に元気で今回も彼の撮った写真によりみなさんに現場の雰囲気をお伝えできるという次第であります。 しかし、気になるのは昨日のチリ地震による津波は大丈夫だっ
taberu201508
東北食べる通信 2015年8月号
はじめての果物であります。農産物色々やってきたけれど、今回一番印象的だったのは、ぶどうはなんて繊細な農作物だろうと。農作物というよりは工芸品のような世界。そしてやはり一回の取材ではとてもまとめきれない春夏秋冬のぶどう棚の変化。6月にぶどうは花が咲くのだけれど、これを自分で撮れなかったのは残念。しかし今回の農家さんの鈴木靖之さんは、ミラーレスカメラをご自分でもお持ちで、写真を撮ることができると
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東北食べる通信 2015年7月号
久しぶりに約1年ぶりに緑色の表紙であります。じりじりと照りつけてくる太陽と、汗とほこりにまみれながらの取材。いろんな意味で、土とはなにかを考えさせられる号だった。青森県田子町というところは現在でも活火山である十和田湖周辺の地域にあたり、火山性の土によって表面が覆われている為、土煙が上がると、あたり一面が煙だらけになってしまう。農作業は常に、粒子の粗い土との格闘になる。その土の性質に最も適した
たそがれ野育園 パンフレット
野育園(のいくえん)のパンフレットをつくった。菊地晃生さんのつくったお米とバーターで。昔「米本位制を復活させよう!」って冗談で言ってたけれど、ちょっとだけ実験している。 野育園とは。秋田県潟上市でお米をつくっている米農家の菊地さんが、自分の田んぼに定期的に周辺地域(秋田県から周辺近県まで)の子供達とその家族がやってきて、米作りをしながら子育てしていくという、新しい保育のかたち。といったとこ
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東北食べる通信 2015年6月号
もう文句なしの圧倒的な晴天。現地に滞在できる時間が極めて少なかったにもかかわらず、素晴らしい天候と潮の引き具合に恵まれ、ボリビアのウユニ塩湖のような、カリオストロの城の湖に浮かび上がる古代ローマの遺跡のような、ウニ牧場を撮影することができた。 そして今回、24回目の入稿である。創刊からまる2年が終了した。気がつけば読者はキャパシティ限界の1,500人を超え上限に達してしまった。元々1,50
201505_1
東北食べる通信 2015年5月号
今回は水面下で大きな成長ドラマが起きていた。今号、あんまり自分では写真を撮っていない。5月3日、取材先の山形県鶴岡市の南端、鼠ヶ関港に着いた時点でほぼ特集の撮影は終わっていたので表紙の紅えびだけ撮って帰ることにした。(注:撮影だけのために現地に行っているわけではないので、行く意味は他にもいろいろとある。現地の空気を吸わないとものが作れないので。) 特集の写真はほぼ全て、東北開墾のスタッフで
201504_1
東北食べる通信 2015年4月号
東北だけど東京の豚。東京では桜が咲いてて、宮城ではまだセピア色の、その仙台まで新幹線で移動する1時間40分の間に、一気に桜がつぼんでいって、また、帰りの新幹線で東京に向けて一気に桜が咲く、この季節の東北新幹線の車窓はたまらないものがあったりする。そんな、東北ではまだちょっと早い(丁度今頃花見シーズンだろうか)を先取りした桜色の4月号。 2015年4月23日 発行 発行元:NP
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東北食べる通信 2015年3月号
秋田県八峰町八森漁港のヤリイカの取材当日は、すべての風と雪が秋田県に向かってやってきているような天気図の日だった。風速20m、波の高さ5m。足踏ん張ってないと、ジャンプした瞬間に風に吹き飛ばされるような暴風雪。当然出航できず、いやそもそも秋田県の漁船はなかなか乗せてくれないのだった。 Details »
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東北食べる通信 2015年2月号
2015年2月23日 発行 発行元:NPO法人東北開墾 発行人:高橋博之 デザイン・写真:玉利康延 撮影・デザインアシスタント:黒田知範(くろだめし) 企画・コピー:ボンバー坂本 料理:中山晴奈(NPO法人フードデザイナーズネットワーク) 現地取材コーディネート:秋山鈴明(NPO法人 東北開墾) 印刷:株式会社イニュニック

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